産後支援ステーションははこ庵オープン

イトオテルミー体験会「母と子のテルミー」

若草助産院 助産師 高山美代子

若草助産院にて12月から、イトオテルミー体験会『母と子のテルミー』を開催しました。自然療法に興味がある方が集まる助産院での開催でしたので、個性豊かな方々が集まってくださいました。やはり多いのは、お子さんや、家族の為に、何か良いものはないか?という方が圧倒的に多かったです。

お子さんの肌が弱い、皮膚科に通院しているがなかなか治らない。食事も気をつけているのに、カサカサ肌のままで、痒くて、夜寝かしつけをしても、体が温まると起きてしまう。お薬はなるべく避けたい。薬は避けたいけれど、何もないのは不安。家族がガンになった。帯状疱疹になった。乾癬になった。何かケアをしてあげたい。家族にやってあげられるものを探している。

今回の講座では、テルミーとは、どんな療法なのかからはじまり、どんな時に使用できるのか、特徴、効果などからお話しさせていただきました。テルミーは自然治癒力に活力を与え、こころとからだを癒す、温熱刺激療法です。血液やリンパの流れを促進させ、全身の疲労回復、筋肉のこりと痛みの緩解、胃腸の働きを活性化さける効果があります。温熱療法なので、なんとなく痛みに効く、筋肉のこりに良いと、思っていられる方は多かったですが、胃腸の働きにもよいとまでは、なかなか結びつかなったようでした。

子供達にはテルミーはどのように使ったらよいかについては、育児中によくある症状である、便秘、下痢、虫刺され、切り傷、火傷など、症状別に、テルミーのかけ方を交えてお伝えしていきました。今回は、私が家族に施術している動画を見
ていただけたのでイメージしやすかったかと思います。『いろいろ使えるんだな』と感じていただけたようで、テルミーを家庭でも使って行きたいと、申し込みもあり、未病のうち対処することの大切さをお伝えできて、私もとても充実した時間を過ごすことができました。

赤ちゃんからお年寄り、妊娠中、授乳中の方にも安心して使用することができる温熱刺激療法。『テルミー』は、『家庭健康療法イトオテルミー』使い方は、とても簡単です。どなたでも持ち方などの基本的な使用方法を指導資格のある療術師の指導を受けることで、ご家族にテルミーをかける事ができます。もちろん自分にもテルミーを使うこともできます。本当に良く考えられています。

奥が深い!と、使えば使う程に、テルミーを開発した、伊藤先生の医師としての志の高さを感じるばかりです。20年もの年月をかけて、今の形(冷温器)の形となったテルミー。みなさんに伝えることが、私のできることです。そして、テルミーで助けられるみなさんが増えていきますよう、私なりにお伝えしていきます。