産後支援ステーションははこ庵オープン

味噌作り体験講座を開催しました

食養指導士 小林哲朗

千葉市は新型コロナウイルス感染症に係る経済対策の一環として、昨年の秋から、千葉市内の事業者が提供する登録された講座・サービスを市内在住、在勤、在学の人が利用すると参加費が半額になる「千葉市習いごと応援キャンペーン」を実施しています。

お産子育て向上委員会も、新型コロナウイルスの騒動が大きくなった昨年3月からほとんどイベントの開催ができなくなっていたので、味噌作り体験講座と発酵食品入門講座を申請し、登録することができました。講座・サービスを紹介する冊子に掲載されたこともあって味噌作り体験講座は特に人気が高くなっています。公民館の部屋の利用人数を定員の半分以下にするように言われていることもあるのですが、11月からこれまでに3回開催していますが、全ての回が定員いっぱいの参加となりました。いつもは子連れのお母さんたちの参加が多いのですが、冊子に掲載されたこともあり、私たちの団体の事を全く知らない40~50代の女性の参加が多くなっています。

さて今回の味噌作りですが、材料は大豆500g、米麹500g、粗塩230g前後で約2㎏の味噌を作りました。昨年から、味噌作りのために大きな圧力鍋と豆ミンサーが公民館に備え付けられ、作業がとても楽になりました。ただ豆ミンサーは一台しかないので、全てのグループが順番にやっていくと時間が掛かりすぎて、最初のグループと最後のグループで時間差が大きすぎることになってしまうので、結局すり鉢と併用することになります。

例年だと前の年に作った味噌を使って味噌汁を食べるのですが、調理室を含めて、公民館がいま飲食禁止になっているので今回は残念ながらできませんでした。それでもアンケートの感想では満足したという方が多く、良かったです。

(会報誌「満月」2021年1月号に掲載)