産後支援ステーションははこ庵オープン

食と健康講座「夏バテしない体調管理のやり方」&カフェを開催しました

玄米酵素の赤川誠さん講師に招いて、食と健康講座「夏バテしない体調管理のやり方」を6月28日に若草助産院で開催しました。今回は酵素玄米ご飯と一汁二菜のランチ付きの企画でした。夏バテのおもな症状としては食欲不振や倦怠感、だるさなどが挙げられます。夏バテすると、仕事や日々の生活に支障をきたしたり、熱中症のリスクが高まったりしますので、早めの予防・対処が大切となります。

自律神経を整える

冷房の効いた室内と炎天下の屋外とを行き来することで体温調節の機能が上手く働かなくなって自律神経が乱れたり、冷たい飲み物をたくさん取ることで胃腸が弱って免疫力が低下したりします。熱中症にならないように十分注意しながらも、冷房の使い方には気を付けて冷やし過ぎにならないことが大切です。

また飲み物は運動している場合は別ですが、室内にいる時は冷たい飲み物やアイスクリームなどの食べ過ぎには注意が必要ですし、夜はぬるめのお風呂にゆっくると浸かって、自律神経を整えることがおすすめです。

夏に取りたい食品、栄養素

1.ビタミンB1

夏は食欲がなくなり、そうめんなどの麺類やアイスクリームやゼリー、甘い清涼飲料水など、いわゆる炭水化物を摂る機会が増えます。炭水化物の代謝にはビタミンB1が欠かせません。これを多く含む食品としては、豚肉やウナギなどがよく挙げられますが、そんなに毎日食べられるわけでもありませんし、脂質の摂り過ぎも気になります。

おすすめは玄米などの未精白の穀類や豆腐などの大豆食品、枝豆などです。また飲む点滴と言われる甘酒もいいですね。

2.ビタミンC

夏の暑さのストレスや、シミやしわの原因となる紫外線に対抗するために、いつも以上にビタミンCを摂りたいものです。ビタミンCは野菜や果物から。ただし、果物は果糖をたくさん含んでいますので食べ過ぎには注意が必要です。

3.たんぱく質

夏は食欲が落ちることからたんぱく質の摂取量も少なくなりがちです。たんぱく質が減少すると、筋力が落ちたり、肌のハリやつやが失われる、免疫力が落ちたりといったことが起きてしまいます。大豆などの植物性のものを中心に十分な量を摂り
たいです。

講座終了後、講師の赤川さんを囲んでの食事会。ここでも色々な質問が出て話が盛り上がりました。

十分な睡眠・休息を取る

疲労を回復し、体調を整えるために、十分な睡眠と休息を取ることは不可欠です。寝不足は熱中症のリスクを高めるとも言われています。夏はつい夜更かししてしまいがちですが、日中元気に過ごすためにも早めの就寝を心掛けたいです。
また夜寝ている間に脱水症状に陥ってしまうこともありますので、寝る前や起床時、夜中に起きた時などにも適宜水分補給することも大切となります。十分な対策を取って、是非この夏を快適に乗り切りましょう。