産後支援ステーションははこ庵オープン

男の和食料理体験教室を開催しました

助産師 小林昌代

11月15日に男の料理教室を開催しました。場所は検見川公民館で、コロナの影響で定員が制限されたため、参加人数は少なかったのですが楽しく開催できました。参加してくださった方は仕事を退職したくらいの年齢の方、もう一人暮らしになっている方など、様々でしたが、ご夫婦で参加の方もいらして和気あいあいと開催されました。

今回のメニュー

  • ぶり
  • じゃがいもの味噌煮
  • ホウレンソウの簡単胡麻和え
  • 白菜浅漬け

簡単なメニューですが、初めての料理という事で、より一層簡単な工程で臨みました。また今回は飲食禁止ということで、その場で食べずにお弁当に詰めて持ち帰るということになりました。

私はヘルプで入りましたが、正直な感想は、調理のことを全く知らないんだなという感想です。ぶりの切り身を洗ってキッチンペーパーで水気をとるのも一苦労・・そんな簡単な作業もたぶん見たこともなかったのでしょう。ですが、調理中に「こんなに大変だったんだな。。食べる専門だったからな」という声も聞けて、ほえましく思いました。

サポートする方は、皆さんがきちんと学べるように目を配るのが大変だったのですが、最後作り終わって、お弁当に詰めて、家に帰って食べる!と言っている姿を見ると、とても嬉しくなり、また、開催できたらいいなと感じました。手取り足取りで
行った男の料理教室でしたが、こういう人たちこそ、動画配信もいいのではないかと思います。初めて作る男の料理教室。
男パッド!いい感じです。調理は、鍋をいつ温めるか、最初に何を作るか。。など先を見越した工程が大切です。それを学びつつ、自分で作ったおいしいものをお家で食べられるといいのではないかと思います。

昔、本で読んだ内容を思い出しました。大きな企業に勤めている女性の方が書いていたのですが、男の上司は外のイベントを開催するときに、女子を連れて行きたがる。それは、お客さんの接待をしながらスリッパやお茶出しなど、いくつもの作業ができないから。私は子育てを通していくつもの工程を考えながら効率よくこなしていく方法を身につけた。子育ての経験が仕事に大いに役に立った。と書いていたのを思い出しました。これは性差ではなく経験とトレーニングなので、第2の人生を歩む方にもそのスキルをこの男の料理教室で学んでもらえればいいのではないかと考えました。そう考えると奥深い料理教室だなと切に感じたサポート役でした。サポートしてくださるボランティアスタッフ募集です。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。お待ちしております!