産後支援ステーションははこ庵オープン

今年もお世話になりました

本日をもちまして、今年の業務は終了いたします。お産の数はとても少なくなってしまいましたが、令和に入り成育過程にある者及びその保護者並びに妊産婦に対し必要な成育医療等を切れ 目なく提供するための施策の総合的な推進に関する法として、成育医療法が制定されました。母子保健法では、産後ケアに関する施設を、努力義務ですが各市町村で設置することになりました。また、兵庫では公立の助産院の話が本格検討されているようで、助産師の活躍する場は、整備されつつあるにもかかわらず、なんせ、産婆自体が、なんとなく元気がないように感じてしまうのは私だけでしょうか(^^;)開業するにあたって、適切にアドバイスできる先輩も少なく、またそんなシステムもない。これでは絶滅危惧種の地域の取り上げ婆婆は、本当に息絶えてしまいます。私たちのお産を守る為にも、これからいろいろ考えて行動していかなくてはいけません。今年最後の訪問では、赤ちゃんは順調に体重が増え、足していたミルクも少なくして良さそうです。そんなささやかな母子の幸せのおすそ分けをもらいながら、今年の仕事は終了とさせていただきます。幸せなことですね(^^)ですが!緊急時には遠慮なく若草助産院までお問い合わせください。少ないながらも産婆ソウルが熱い助産師たちが若草にはいますので、お困りの時にはお気軽にお声掛けください。

   とはいえ、皆様、困ったことがないような穏やかな年が越せますよう、心より願っております。来年の業務開始は1月6日(月)~です。さっそく外来、訪問の予約が入っております。熱い産婆たちも少し休憩を頂いて、リフレッシュして、新年からも産婆業にまい進していけるよう準備いたします。若草助産院を支えてくださっている皆々様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。そして、来年もご安産を支えて頂けましたら心より嬉しく存じます。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

若草助産院 助産師小林昌代