産後支援ステーションははこ庵オープン

おむつのコラボイベント開催しました

6月12日若草助産院×ごきげんちっちのコラボイベントを開催しました。テーマはおむつについてです。以前は助産院で出産した人や会員の中におむつなし育児を実践している人が居て、おむつなし育児のおしゃべり会を定期的に開催していたのですが、ここ数年はできていなかったので久しぶりに開催出来て良かったです。

おむつなし育児とは

おむつなし育児とは、簡単に言うと、できるだけおむつに排泄させないようにして育児するやり方のことです。私たちは赤ちゃんがおむつをするのは当たり前のように思っていますが、あくまでも大人の都合でおむつを着けてもらっているに過ぎません。布おむつにしても、紙おむつにしても、おむつでの排泄は辛いものだということを私たちは理解する必要があります。ですから、個々に色々な事情はあるでしょうが、できるだけ早く外してあげるのが望ましいと言えます。

今は紙おむつが主流ですが、その前は布おむつが一般的でした。赤ちゃんがおむつをするのは当たり前のような感じがしますが、ごきげんちっち代表の新田さんによれば、布おむつが普及するようになったのは江戸時代とのことで、人類の歴史ということで考えると、かなり最近のことと言えます。世界ではおむつをしない民族もたくさんあるそうです。

紙おむつのCMで「サラサラ、快適」なんてよくやっていますが、紙おむつの性能が上がるのはいいですが、逆におむつが外れる時期は全体的に遅くなっているようです。誰でもそのうち外れるのだから無理にせかさなくてもいいという考えが広がってきたことも背景にあるのかもしれません。

おむつ外しのポイント
  1. おむつでの排泄は辛いということを理解する
  2. 排泄の促し、声かけを定期的に行う
  3. おむつに排泄したことが分かったらすぐに交換する。余裕があれば、おむつに排泄した後はシャワー等できれいにしてあげるともっといいです。

授乳とおむつのことさえ上手くいっていれば子育ての悩みは半減するくらいなので、皆さんのおむつに対する関心は高く、おむつなし育児の具体的なやり方や布おむつの使い方、洗濯の方法などについて話が盛り上がり、あっという間に時間が経ち、予定の時間を過ぎてしまいました。ごきげんちっちさんとの初めてのコラボイベントでしたが、楽しく行うことができてとても良かったです。