産後支援ステーションははこ庵オープン

千葉市子どもプラン(第2期)パブリックコメントにつて

千葉市ではこどもを産み育てたい、 こどもがここで育ちたいと 思うまち「ちば」の実現 のために千葉市子どもプランを策定しています。どういうものかと言うと、基本施策が1~11項目あり、内容は、1.子ども・こそだて支援2.妊娠・出産・子育てまでの切れ目ない支援3.子どもの社会参画の推進などなど・・・11項目の基本施策それぞれに、目指すべき姿。や、主な取り組み内容が記載されています。https://www.city.chiba.jp/kodomomirai/kodomomirai/kikaku/documents/kodomoplan-gaiyoban.pdf

この施策は平成27年~31年度までの5カ年にわたる施策で、期間が長いため、時代の流れに沿うように施策途中で、中間のパブコメを募集する。というものです。

その基本施策2妊娠・出産・子育てまでの切れ目ない支援という項目の中に、「産後の支援をより充実されるため、利用者のニーズに合わせ、利用時間の延長や、デイサービス型の導入など、利用しやすい仕組みを検討します。」という内容がありました。千葉市の産後ケア事業は2017年7月から開始され、2年半が経過しています。平成30年には利用者アンケートもされており、デイサービスの需要があるということもわかっています。2人目の出産の場合は、上の子と産後ケア入院ができない方も多くデイケアの要望は高いものがあるのだと思います。やはり、体をやすめる、という点からは、訪問型よりも、デイや宿泊などの施設型の方がいいのではないかと私も思います。以前、NPOで政令指定都市で行われている産後ケアサービスの調査を行った結果を以下に示すと、政令指定都市14都市では、訪問型は15%しか行われていません。

身体を休める。という観点から言えば当然のことでしょう。なぜ、千葉市は訪問型の産後ケアにこんなに力を注いだのかはいまだはっきりした答えはわかりませんが、他市の状況を見ても、産後ケアデイサービス型が早く開始してもらいたい!と思う市民の方は、多いのではないかと思います。デイサービス以外にも事業所で現場で働くものとして思うところを意見書いてみました。

●第2子目の出産で、第1子がいる場合、第1子も宿泊できる施設型がないため、施設型の利用ができない

●デイサービスのニーズが、産後ケアに関する利用者のアンケート調査で高かったようなのでデイサービスの開始をしてほしい

●施設型の1泊2日(2日分)ではなく、1日分をデイサービスの補助として使えるなど柔軟な対応ができたらいいと思います。

●夫のいる日曜、祝日に上の子を預けて産後ケアを利用したいと要望があったが、休日料金を本人負担での加算ができないと行政の担当者から言われ、宿泊を断った経緯がある。スタッフには休日は加算して給与として支払いをしているので、利用者が本人負担で了解を得られたら休日加算できたら宿泊を受け入れられるので、休日加算の本人負担を可能にしてほしい。

千葉市の産後ケアは、とてもいいサービスです。より多くの市民の皆様に、平等にサービスが届くように望みます。皆様のパブコメ以外でも、気が付いたことがあればぜひ、担当課「保健福祉局健康部健康支援課母子保健班」に℡やmailしてみてください。

保健福祉局健康部健康支援課 shien.HWH@city.chiba.lg.jp

母子保健班 043-238-9925