産後支援ステーションははこ庵オープン

若草太腕繁盛記!

助産院では、陣痛が来る前に破水をしてしまうと、赤ちゃんへ感染しないように、24時間様子を見て産まれなければ病院へ転院となります。破水して、陣痛がない・・・というのは本当に助産院泣かせなお産です。なんとかして産んでいただきたい!!!そんな思いで24時間の戦いが始まります。どんなにご安産な体質の方でも、陣痛が来なければ赤ちゃんは産まれてきてくれません。どうにか、陣痛が来るように、いろいろ仕掛けていきます。仕掛けるといっても自然療法でしかないのですが、満潮の時間、どうしたらお産が進むタイプなのか、何が原因で陣痛がやって来ないのか。。。などなど、産婆たちはすっご~~~~~~くかんがえます。はじめてのおさんの場合、タイムリミットは24時間で、それまでにご出産いただくのは至難の業です。子宮口が少しでも開いていればいいのですが、陣痛もなし!子宮口も閉鎖!なんて産婆的には、泣き(´;ω;`)の状態の時もあるからです。でも、若草産婆たちはあきらめません。時間をちらちら見ながら。。。今は、休む時だな!ここで動こう!独りになった方がいい!座ってみる!たち膝で過ごす!バランスボール!などなど、一見和やかにお産を見守っていますが、頭の中はフル稼働。

 破水が先のお産の場合、一応病院へ連絡します。もし、産まれなかったら明日、何時ごろご連絡した方がいいですか?とその日の担当医師と話し、「陣痛は来ていますか?」「はい、少し来ています」「じゃあ、だいじょうぶですね」という医師からのエールに「はい!産んでいただきます」という答えにははっ!とお互いに笑い( ´艸`)産んでもらいたいという若草産婆の思いをやさしく汲んでもらいました。

 体つくりは良くても、妊娠する前からは変えられません。妊娠中仕事が忙しく、体調が落ち込んだり、体つくりがうまくいかなかったりすることがお産に大きな影響を与えることもあると私たちは考えています。若草で培った経験総出で臨むお産。。。本当はもっとゆっくり、と思うところですが、そうもいかず、、、最近は破水してご出産にならず、転院になった方はいません。破水からのお産も前よりははるかに減ってきました。ですが、やはり絶対はなく、そんなときはとにかく、若草で赤ちゃんが産まれてくれるのを願って頑張ります。破水からお産にならないように。。。まだまだ修行は続きます・・・