産後支援ステーションははこ庵オープン

冷え取りサロン

 最近、体が冷えている妊婦さんを多く見かけます。私も産んだ助産院の先生からは冷えていると言われましたが、妊娠期間やお産はすべて順調でした。私の妊婦健診ではあまり注意されることもなく、私としては、ベテラン産婆の先生と時間をとって話してもらえる機会なので、ここぞ!!とばかりにそれまでに仕事で出会ったわからなかった事柄を質問していました。お産のことやおっぱいの治療について、等など・・・いろいろ聞かせてもらって大変勉強になったのを覚えています。
そんな中、私自身が助産院で働くようになり、順調にみえていてもそうでない妊婦さんが意外に多いことに気がつきました。私達の健診は何週間に1回と言うペースなのでその他は自己管理となります。その間、やはり、十分にできないときや、やっていても効果が出るほどではない場合もあります。そんな時は東洋医学の力を借りて、ご紹介をしたりしているのですが、それがどうしても、、気になる。。。
何とか時間をかけても、産婆ができる範囲で順調に経過する事はできないだろうか・・・
もちろん、東洋医学のお世話になるのは必要な時はあると思いますし、ご本人の選択であれば良いと思いますが、やはり産婆の技術として、なるべくなら自分たちの力で守備範囲に経過することができないだろうか・・と、考えています。技術が上がれば、搬送や転院も減り助産院でお産できる方が少しでも増えるかもしれない・・・そう思うと、やはり何かした方がいいように考えるようになりました。
そこのサロンに行けば、体を温めるいろいろなアイテムがあり、そこに通院する事でさらに冷え取りに効果が出るサロンがあればいいのかなあ・・とも考えていますが。。。
個人的には、そんな余計なことしなくても自分の力で産める能力は備わっていると信じているので、このような、過剰なケア・・と言うか、そのようなことは、あまりしたくはない。と言うのが本音です。
職場のスタッフに聞いてみたところでは、何もやらないよりはやった方が良いかもしれませんね。という答え。
う~~~ん・・・・
悩むところです。