産後支援ステーションははこ庵オープン

小児救急法講座

 
今日は松ヶ丘公民館で赤十字から先生をお招きして
小児救急法の講座が開催されました。

まず、乳幼児に起こりやすい事故やけが、病気などについて
その予防法・起こった際の対処法などをパフレットを見ながらのお話がありました。
主なものは、水の事故・転落(ベランダなど)火傷・熱・けいれん・下痢・咳などでした。
その後は誤飲などで気道に物がつまり呼吸ができない
時の対象法ですが、これも乳児とそれ以外ではやり方が異なります。
幼児だと衝撃で内臓に傷がつくこともあるので
突き上げ法(胸を押して異物を出す方法)を行った後は必ず受診すること!
等も教えていただきました。
最後はいよいよ心肺蘇生法でした。
2~3任人一組で一体の人形を使い、人工呼吸・
胸骨圧迫・AED使用法を練習しました。
初めての人はもちろん胸のどこを押せばよいのかわかりません。
正しく的確に行わないと効果もないし、反対に悪影響が
起こる場合もあるので細かくチャックしていただきました。
また、AEDの使用法も全く見たことも触ったこともないのと
一度でもAEDバックを開き、中にあるものを見知っているのでは
全然違うと思います。そういう意味では、実技を行うことは本当に大切だと思いました。

受講してみて感じたのは、2時間で学んだことが
救命救急の現場に居合わせた時にすぐにできるとはとうてい思えません。
ですからやはり、半年または、一年に一回位は講習を受けて
おくことで体に覚えさせて本当にいざという時に少しでも講習内容が
生かせれば良いなという事。
受講後のアンケートにもそのように書かれている方がいらっしました。
今回、救急講座は初の試みだったのですが
子供の事故や病気はどんなに気を付けていても起こるものです。
それに備えて、本当に受けておいてよい内容なのでぜひ今後も続けていければなと思いました。