産後支援ステーションははこ庵オープン

嘱託医療機関

 都内で自宅出産のサポートをしている先輩から聞きました。
都内で、たくさんお産をお手伝いしている助産院は、嘱託医療機関を2か所持っているんだよ。でないと、ひとつがダメになったらダメでしょう?と言われてしまいました。
その通り。
以前勤めていた病院の先輩ですが、今は自宅出産のサポートをしていますが、そのボスも2か所くらい嘱託医を持っているという話でした。現在は自宅出産は嘱託医療機関や、嘱託医が定めなくてはいけないとは、法的にはありません。ですが助産院は転院も多いので、やはり医療機関がバックアップしてくれるところがあれば、安心です。でも、たいていは長く勤めていた病院へ助産師がそこの病院への検診や、転院、搬送などを受け入れてもらっているようです。
そんな折、千葉でも出産が多くなり、里帰り出産ができない。という事態も起きています。あまりにお産が多いので病院が出産制限をしているので、そのような事態が起きているようです。私たちの嘱託医療機関も同じで、だんだんお産の数が増えてきているので、若草でご出産される方が入れないような状況にもなってきています。
全国では、3割くらいですが、トレアージという制度も導入され、振り分けにより、いままで搬送が受け入れられなかった病院も、搬送病院として機能することができた。というケースもあるようです。ですが、千葉は、同じような規模の病院が多くトレアージと言っても難しいのではないかと感じています。
これは、若草が困っている。というだけの問題ではなく、みんなが疲弊して倒れてしまわないように、何かいい方法を見つけていかなくてはいけない時期なのかもしれません。
本当に小さい規模で活動していますが、NPOとしてお産に携わっているものとして何かいい方法はないか考えていきたいと思っています。それには、個人や団体だけでなく、いろいろな方々との話し合いが必要になるのだと思います。
来年も、フルに走ってまいります!
皆様のご支援、どうぞよろしくお願いいたします!!