産後支援ステーションははこ庵オープン

母乳育児安心サポートはじめました!

母乳育児安心サポートは、母乳で安心して育てられるように、妊娠中の準備を含めて助産院で継続的にケアしていくサービスです。平成17年厚生労働省の乳幼児栄養調査では、妊娠中に母乳で育てたいと考えているお母さんは96%いるのに対し、実際に母乳で育てられている赤ちゃんは、生後1か月で94.9%、生後3か月で79.0%です。最初の1か月、ほとんどの赤ちゃんが母乳で育てられているのに、3か月の時点では79%まで落ち込み、その後、さらに少なくなっていくことが予想されます。日々の外来など見ていますと、助産院に母乳ケアで受診するお母さんは「母乳不足感」と言って、本当は母乳の量は十分に足りているのに、出ていないと感じてしまい、受診するケースが大半です。実際に、同調査でも、授乳について困ったことは、「母乳が不足ぎみ」が最も多く、次いで「母乳が出ない」の順。生後1か月の栄養方法が人工栄養の場合では「母乳が出ない」、混合栄養の場合では「母乳が不足ぎみ」が2人に1人。という結果が出ています。もしかしたら母乳が出ていないと感じるお母さんは、本当は十分に足りていたかもしれない可能性もあります。現在、母乳育児されている赤ちゃんの体重増加についての判断は、医療機関によりまちまちなのが現状です。WHOの基準で見ても大丈夫な場合でも足りないと感じて受診されるお母さんは少なくありません。そのような不安を解消するために、妊娠中から母乳育児についての情報を知って、おっぱいのチェックと健康な体つくりについてご説明し、産後も早くから電話での相談や、おっぱいチェックに来ていただける無料券などを付けました。助産院では母乳栄養率はほぼ100%、妊娠中からのケアと出産後のかかわりがとても重要だと考えています。どこで産んでも、楽しく母乳育児できるように考えたのがこのサービスです。ご興味のある方はお気軽にお問合せください、お待ちしております(^^)//
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