産後支援ステーションははこ庵オープン

お産プラン

若草助産院では妊娠9か月になるとお産プランを書いていただいています。お産プランは部屋の明るさ、立ち会う人々、どんな体制で出産にしたいか。などなど細かい内容が書かれていて、お産に立ち会う産婆たちがお産お時にどのようなご希望なのかがすぐわかるようにしています。書かれたお産プランを全体を見るとなんとなく、この方は、こんな感じでお産したいのだなという事がわかり、私たちも黒子として動きやすくなります。何にも記入がなく、自由記入欄に「その時決めます」とだけ書かれているプランもあれば、部屋の明るさ、体をさすってほしいとか、細かい項目にチェックがつけられている方もいて様々です。その時の気分で!の方もいれば、これだけはやってみたい!という意気込みを感じられる方もいて、見ているととても個人差が出るものだなと感じます。以前、病院へ転院になった方のお産プランを、病院で出来るところがあればお願いします。と渡したところ、病院の医師が、胎盤を食べたい。という項目に目が留まりどんなふうに食べてるのか?まあ自分のだから食べてもいいんだろうけど、ちょっと病院ではできないわ・・・とお電話をいただいたことがありました。確かに胎盤を食べるという風習は日本にはなく、昔は、軒下に埋めていたそうです。食べるのは主に人間以外の動物で、栄養価が高いため母親がお乳を出すために食べるのと、血液のにおいを消すために食べる。という事を本で読んだことがあります。私自身も食べたことはありませんが醤油で生で食べると、レバーじゃなくて、トロのような味。という話はよく聞きます。お産プランは9はか月になったらお産モードに変換するためのいいツールです。これをかきながら、幸せなお産をイメージすることで。家族で、自身で、赤ちゃんを迎える準備をしてもらえたらいいなと考えています。