産後支援ステーションははこ庵オープン

地震の被害

 地震の被害がさらに鮮明になってきています。水の汚染は2次被害と言っていいのでしょうか。千葉でも昨日、1歳未満の乳児を持つ家庭に水を配布していました。放射性物質もいろいろ種類があり、半減期が長いものや、短いものあるようです。テレビでは、専門家の方がコメントを出していますが、まったく問題ない。でも一応という対応だそうです。
そんな中、私が気になるのが被災地の妊婦さんです。安心して出産できる環境なのでしょうか?重症の方々は、順にこちらのほうへ移動しているようですが、妊婦さんが大移動しているというはなしは聞いていません。千葉も被災地になっているので、こちらのほうへ搬送はないのかもしれませんが、やはり産婆としては気になるところです。もし、出産できてもその後の生活がどうなるかが確定しないとなかなか安心して出産。とも行かないのかもしれません。
助産師会でも被災地の妊婦さんの受け入れができる助産院を募っていました。若草としてもぜひ!と考えていますが、嘱託医療機関との関係や、助産院という施設の特殊性などを考えると、むつかしい面もあるように感じます。私自身がお産のない時に手伝いに行くことは可能なのですが・・・
なんにせよ、次世代を担う子どたちや妊婦さんの安全が早くに確保される事を切に願います。
私が知っている方も千葉から引っ越しされたり、避難したりと様々です。今後、これ以外にも、そしてこれ以上の被害も出る可能性もあります。この事態をどのように受け止め、今後どのように生活していくかを、みんなで真剣に考えていく必要がありそうです。原発についてもっと知りたいと個人的には考えました。
今回の大惨事で学んだことを生かして次世代にどう反映していくかも私たちの大きな課題になるのかもしれません。