産後支援ステーションははこ庵オープン

私たちについて

私たちの考え・目指すもの

お産はリスクがあることもあり、とかく医療者任せ、医療主導になりがちですが、本来お産は自然な営みであり、お産の主役はもちろんこれからお母さんになる妊婦さんです。

お産は子育ての大切な第一歩

お産は家族に新たな一員を迎え入れることであり、また子育ての大切な第一歩でもあります。特に女性にとって、お産は痛みと危険を伴うものであり、人生最大のイベントの一つといえます。女性が自分らしいお産をしたいと願うことは、ごく当たり前のことです。

いいお産は、いい子育てにつながります。 お産が変われば育児も変わる。私たちは「お産の満足度を上げること」、「また産みたいと思えるお産を増やすこと」で出産しやすい環境を作りたいと考えています。

産後ケアで充実した子育てをサポート

出産では、お母さんの体に想像以上に大きな負荷がかかります。そのため、産後に十分なケアと休息を取って回復を図らないとその後の生活や次の妊娠・出産に悪い影響が及びかねませんが、夫や父母、親戚などから手伝いが得られないことも少なくありません。助産師による産後ケアや、家事支援等で体調管理や子育てのサポートを行います。

母乳で赤ちゃんを育てたいお母さんを応援します

赤ちゃんには母乳が一番です。母乳は、栄養的に優れているだけでなく、赤ちゃんの免疫力を高めたり、顎の発達を促してくれたりします。その他、お母さんと赤ちゃんの絆が深まるなど、さまざまな利点があることはよく知られていることです。母乳育児は大変というイメージがあるかもしれませんが、 コツをつかめば、意外に簡単にできるものです。 私たちは母乳で赤ちゃんを育てたいと考えているお母さんたちを応援しています。

生活習慣改善で子どもも大人も健康に

食が豊かになり、医療は進歩したはずなのに、病気は減るどころか、増えている感じがします。健康を実感している人もそれほど多くないのではないでしょうか。原因は私たち自身の生活習慣にあります。生活習慣を改善して病気を予防し、皆が生き生きと暮らせる社会を目指します。

代表あいさつ

理事長 小林哲朗

生活が豊かになり、価値観が多様化する中で、子どもを産んで育てることに対する価値は相対的に低下し、子どもを持たない選択をすることがそれ程珍しくなくなってきました。確かに、子どもを育てるにはお金が掛かりますし、色々な意味で自由が制約されます。女性の場合、出産・育児で仕事を辞めたり、働き方を変えざるを得なかったりすることも少なくありませんし、何より、子どもを持つことは、大きな責任を負うことを意味します。

こうした点を、大きなマイナスと考える気持ちを理解できないことはありませんが、子育てには、それ以上の、他のことでは味わうことのできない魅力-子どもと一緒に成長する喜びや楽しみがあります。子育てが損か得ということでなく、子どもを産んで育てることに、喜びや幸せを感じられる社会を目指すということはとても大切なことだと考えます。

本来、子育ては夫婦だけで行うものではなく、家族親戚や地域社会が一緒に協力してやってきたわけですが、地域のコミュニティーが崩れ、核家族化が進んだ今、新たな子育て支援の仕組みが必要とされています。妊娠、出産、育児は一連の流れであり、その時々の体験や過ごし方が互いに影響を及ぼし合います。いいお産は、いい子育てにつながります。母乳育児は、お母さんにも赤ちゃんにも良いものです。母乳で育てると、子どもに対する愛情が増すことは、間違いありません。他にも、育児休暇が取れない、長時間勤務による父親不在、食文化の崩壊による子どもの健全育成の阻害など、そのまま放置することのできない様々な問題があります。

私たちは、当事者である市民自らの立場から、積極的にこれらの諸問題について考え、行政や各種専門機関、地域の方々と連携を取りながら、具体的にそれらの問題の解決を図ることを目指して活動しています。

団体概要

名称NPO法人お産子育て向上委員会
所在地千葉市中央区矢作町423-2
電話043-239-6216
設立2004年6月20日(2005年6月28日NPO法人に認証)
役員理事長:小林 哲朗
副理事長:久保木 美和
理事:小林 昌代
監事:岡嶋 祐子

これまでの歩み

2004年任意団体としてお産子育て向上委員会設立
2005年千葉県よりNPO法人の認証を受ける
2006年千葉市中央区に若草助産院を開設する
2015年玄米酵素特約店になる
2016年事務所を千葉市中央区矢作町に移転する
2017年産後ケア事業(千葉市委託事業)を始める

おもな実績

助成金・補助金

2005年千葉県よりNPO支援の助成金を受ける
2005年エッコロ福祉基金よりお産ハンドブック作成の助成金を受ける
2006年ちば元気ファンドより助産院開設の助成金を受ける
2007年
~22年
イオン幸せの黄色いレシートキャンペーンによる寄付を受ける
2009年
~22年
産科医等確保支援事業補助金を受ける