母乳外来

母乳育児に関するお悩みやお困りごとを解消します。

母乳育児のよくある相談・お悩み

  • 母乳が足りていないように感じる
  • 赤ちゃんがおっぱいをうまく吸うことができない
  • おっぱいに「つまり」や「しこり」がある
  • 乳腺炎
  • 卒乳、断乳後の処置

母乳育児の基本的な考え方

ほとんどの方が母乳育児をすることができるはずですが、実際には、母乳で赤ちゃんを育てたいけれど、自分はあまり母乳が出ないから無理だと思い込んであきらめている方がたくさんいます。 母乳が足りないと考えてしまう背景には、母乳育児についての知識が十分でなかったり、母乳栄養と人工栄養のことを混同してしまったりするということがあるようです。母乳育児のことを少し知るだけで、また抱き方や飲ませ方を変えることだけでも、母乳育児が楽しく順調になることも多いのです。 赤ちゃんが欲しがるときに、好きなだけ母乳を与えることで、ほとんどの方が赤ちゃんに足りるように母乳が出てきます。

MEMO
ほとんどの方が母乳育児をすることができるはずですが、母乳が出やすい体質の人とそうでない人がいることは確かです。母乳が出にくい体質の人は妊娠中から体づくりをするなどして準備しておくことがとても大切になります。母乳が出やすい体質かどうかは事前にある程度分かりますので、母乳での育児を希望される方はできるだけ妊娠中に一度ご相談ください。

指導方針 ー 自己管理できるように

母乳育児は自然なものです。必ず専門家がついて逐一何か指導しなくてはできない事ではありません。ちょっとしたトラブルに対しても自分で対応できるように自己管理できるようにお手伝いすることが私たちの目標です。 その際、お母さん自身の体が健康であることが快適な母乳育児生活を送る鍵になります。母乳はお母さんの体から出てくるものですから、お母さんの体が健康でなければ、母乳育児もなかなかうまくいきません。体の冷え、肩こり、寝不足、食事の乱れといったことは母乳の分泌量にも影響を与えます。小さい子の子育ては本当に大変だとは思いますが、お母さんが自分の体のメンテナンスをする術を知り、健康で快適な母乳育児を楽しんでいただきたいと考えています。

指導の概要

当院では、民間療法や自然療法を使って母乳ケアをしていきます。このとき、おっぱいだけに対して手を施すのではなく、まずはからだ全体を整えます。骨盤矯正や温灸、手当で気を流したりすることによって体を整えてからおっぱいのケアに入っていきます。その方が患部の治りがずっとよくなります。お母さんの体が健康になればトラブルも早く改善していきます。そしてその後、自己管理ができるように、その方の体に合った食事や生活について指導していくことになります。