今日も暑い日となりましたが、2名の方にご参加いただき、「ママのためのまるまる育児講座」を開催しました!
講師は、若草助産院の助産師であり“まるまる育児アドバイザー”でもある、小野助産師です。
私自身は子どもたちが中学生・高校生と大きくなってしまったのですが、二人とも女の子なので、もしも将来必要な時が来たら教えてあげられたらいいなと思い、私も参加させていただきました!
「まるまる育児」とは、簡単に言うと“赤ちゃんの背中をまるくした姿勢で育ててあげること”です。
ママの胎内にいるとき赤ちゃんの背骨はCの字にまるくなっているので、赤ちゃんを平らな布団で寝かせるとCの字が伸ばされてしまい、それがつらくて泣いてしまったり、左右どちらかに向き癖がついたりします。
向き癖がつくと赤ちゃんの頭がゆがんでしまい、それが首骨や背骨のねじれ、骨盤のゆがみにつながってしまうそうです。
そこでまずは、赤ちゃんの頭をゆがませず、背中をまるく保つための寝かせ方として「まるまる寝床」の作り方を教えていただきました。
授乳クッションを利用する方法などいくつかあるのですが、これは座布団を使う方法です。
また、赤ちゃん、特に首が座る前の赤ちゃんを抱っこする時は、縦抱きはなく、背中がまるくなるような抱き方「まるまる抱っこ」がいいのですが、最近はママ自身の体が歪んでいるため上手くまるまる抱っこができないこともあるそうです。
上手くまるまる抱っこができず赤ちゃんが泣き止まないときは…
こんな風にバスタオルなどをハンモックのようにして揺らしてあげたり、スリングを利用したりするといいそうです。
次に、いよいよ「おひなまき」の巻き方を…といきたいところなのですが、いきなりおひなまきをすると嫌がる赤ちゃんもいるので、まずは「足裏合わせトントン体操」をやって股関節をやわらかくしてあげます。
「足裏合わせトントン体操」で、赤ちゃんもニッコリご機嫌に♪
おむつ替えの度にやってあげると、股関節がだんだんとやわらかくなってくるそうです。
お待たせしました!これが「おひなまき」です。
これでおとなしくご機嫌にしてくれればそのままでいいのですが、もしも泣いてしまう場合は…
こんな風に抱っこしてそのままスクワットをしたりすると、赤ちゃんもまたご機嫌になり、しかも赤ちゃん自身の体の重みでより背中がまるくなってくれるそうです
こちらは、頭まですっぽり包むおひなまきの方法を教えてもらっているところです。
おひなまきは、1歳未満くらいまでやってあげて大丈夫だそうです。1歳を過ぎて言葉を話せるようになると「おひなまきやって!」と言ってくるお子さんもいるそうです。やっぱりおひなまきは、ママのお腹の中にいた頃と同じで心地いいんですね
今日ご参加くださった方からは、
「今日は参加できて本当によかったです。今日教えていただいたことはすぐに実践したいです。実際に赤ちゃんが笑って気に入ってくれていた様子が見られて安心しました。」
「まるまる抱っこをするのに準備が必要だということ、赤ちゃんの体をほぐしてあげるのが大事だということは、受講しないとわからないことだったので、今日この時間は貴重でした。」
と、感想をいただきました。
暑い中ご参加いただき本当にありがとうございました!
「まるまる育児」で少しでも育児が楽になり、ママと赤ちゃんの笑顔が増えますように
参加者の方に大好評の「ママのためのまるまる育児講座」、次回は11月に開催の予定です。
詳細は決まり次第ブログにアップしますので、ご興味のある方はぜひご参加くださいね