今日は食育講座第2回、「食品添加物について知ろう!~加工食品の選び方~」を開催しました。
強風が吹き荒れる中でしたが、7名の方がご参加くださいました。
最初に理事長(食養指導士)から、食品添加物というと「悪いもの」というイメージが強いが、例えばお豆腐を作る際に使用するにがりなど必要なものもあるので、全て悪いというわけではないので冷静に、というお話がありました。
では、食品添加物の何が問題なのか。
食品添加物は何百種類もあり、表示が免除されることもある、とのこと。加工する際に使用するが除去されたり中和されたりするものや、キャリーオーバーで原材料の中には含まれてはいるが微量であり効果のないもの(例:せんべいに使われる醤油に含まれる保存料)などは表示されないそうです。
添加物が多く使用される加工食品として、練り製品、ハム・ソーセージ(発色剤などには発がん性物質を生成する恐れのあるものもある)、たらこ・明太子、干物、漬物、パンなど様々なものが上げられますが、加工されていないものでも、バナナや小麦などはポストハーベストが心配です。ブロイラーなどは育成環境が悪いものは抗生物質の心配も。
そして、加工度が高くなればそれだけ添加物がたくさん含まれる傾向にあるそうです。成分表に書かれているのは名前だけで、どれくらい含まれているのかもわかりません。また、微量だから安全かどうかは実際のところわかりません。製造の過程でどうしても必要なものなら仕方ありませんが、合成着色料や合成香料などは本当に必要なのでしょうか?
けれど、残念ながら消費者が求めているからこそ使われている、という現状があるそうです。安くて見栄えが良くて保存性が高くて便利で…、そういう加工食品を消費者が求めているからメーカーも製造するのであって、私たちの意識も変わらないと解決しない問題なのだと気づかされました。
食品選びの基本として、
・成分表示を確認すること
・ブランドを妄信しないこと
・信頼できるお店やメーカー、生産者を見つけること
などが大切だということでした。
参加された皆さんからは、
・食品添加物の基礎知識がわかってよかった。
・どのような製品に(添加物が)多く含まれているのかがわかった。
・添加物・加工品などは極力避けていくようにしたい。
などの感想をいただきました。
ご参加ありがとうございました
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