来年1月29日、医学博士でワクチントーク全国代表の母里先生をお招きして予防接種講演会を開催します。その講演会のプレ企画として予防接種をテーマにしたおしゃべり会を開催しました。
体調を崩された方のキャンセルも出ましたが、それでも参加者の方は9名で、皆さんの予防接種に対する関心の高さがうかがえました。
参加された方は「副反応が不安」「子どもに受けさせようか迷っている」「効果に疑問がある」ということで、情報収集のためにご参加くださいました。自然療法に興味を持っているお友達が周りにたくさんいる、という参加者の方は、「(予防接種は)最低限で済ませたいけれど、何が最低限なの知りたい。」とおっしゃっていました。
また、お子さんを保育所に預けるご予定の方は、「(保育所は)集団生活だから、予防接種を受けていないでもしも病気にかかった時の影響が気になる。」とのことでした。またある方は「上の子は受けさせたが、やはり副反応が心配だから下の子はどうしようか迷っている。」とおっしゃっていました。
理事長によると、ワクチンはその病気が流行している時に打つもので、少数の副反応というリスクより、数万、数百万人という予防効果の方が重要視されているということ、との話があり、考えさせられてしまいました。しかし、中にはポリオのように病気そのものがなくなったにもかかわらず何十年も予防接種を続け、その予防接種により患者を生みだしているものもあるということ、また、たいしたことのない病気なのに予防接種を行うことや、混合ワクチンしか選べないなどの問題点も指摘されました。
予防接種を受ける前にその病気のこと(かかった時に治療できるのか?後遺症は?など)を知ることや、予防接種の内容をきちんと知る必要があると感じました。予防接種を受ける受けない、どちらが良い悪いという単純な話ではなく、それぞれのワクチンに関して、病気の現状、効果、副反応というリスクなど、情報収集をきちんとしたうえで自己判断することが大切だと感じました。また、理事長の「一番大切なのは日ごろから免疫力を高めること」という話に皆さん大きくうなずいていらっしゃいました。
参加された方のアンケートでは
「実際に受けてない方の話が直接聞けてよかったです。上2人はよく勉強せず当然のように受けてきましたが、今回はきちんとメリットデメリットを学びたいと考えています。」
「予防接種は流行しているものに対して、受けるべきかどうか判断してから受けるようにしようと思いました。まずは子どもたちの免疫力を上げるようがんばりたいと思います。」などの感想が寄せられました。
ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。(安)