産後支援ステーションははこ庵オープン

”知らないと怖い化学物質の害” おしゃべり会報告

 寒い雨が降る中、事前のキャンセルもありましたが、
新たな参加もあり、8名の方にご参加いただきました。
まず、農薬によるミツバチたちの異変の様子をDVDで鑑賞した後に、
環境健康学イラストレーターであり、自身が化学物質過敏症でもある
木村優子さんから、身の回りにある化学物質の紹介、
化学物質を取り込む経緯、胎児、子どもへの影響等の説明がありました。
日本は海外に比べとても有害なものへの規制が緩く、消費者よりも
企業や経済が優先されている現状も目の当たりにしました。
母親が取りこんだ化学物質がへその緒などを通じて胎児へ移行することや
子どもたちは解毒、排出の機能が低いのに加え、吸収率が高いことなどから
有害物質を体内にためやすいことには、
小さい子供を育てる母親の一人として、危機感を改めて強く持ちました。

その後は、質問や話し合いのコーナーでしたが
木村さんに対して『・・・は大丈夫ですか?』
『ゴキブリ対策はどうしてますか。虫よけ対策は…』等の具体的な質問が
多く出ました。
電磁波計測機でたまごっちを計測したところ、高い数値が出たのには
皆さん驚いていました。
アンケートでは気になるものとして”子どもに関するすべてのもの”と。子どもに対する影響は
多くの方が懸念されていることでした。
また、”わかってはいるけど中々生活が変えられない”という方もいました。
あれはダメ、これはダメではどう生活していいかわからなくなってしまうのも事実です。
ただ、何かを使用する前に、『これは本当に必要なものかな?何かもっとシンプルなものに
代用できないかな』と立ち止まって考えてみることで、少しでも化学物質や電磁波から遠のく
一歩になるのではないかと思いました。