産後支援ステーションははこ庵オープン

外来での一こま~薬剤師さんのお話~

おたんこは、漢方薬局の薬剤師さんにいろいろ教わる事があります。体つくりや、体の見方など、本当に役にたちます。なぜ、そうなったのか。東洋医学的知見をつぶさに聞かせてもらうことは、贅沢だと思うくらい基調な経験です。お話しの中で興味深かったのは、体に水をためてしまう方は、ここら辺の地域では多いようです。薬剤師さん曰く、うちの漢方薬局は他店よりも2~3倍水分代謝を良くする薬が出るんですよ。とのこと。へえ~~~~。水分代謝が悪いとは、汗をかきにくかったり、排尿の回数が少なかったり、またその正反対立ったりするタイプのようです。梅雨に体が重くなったり、むくみやすい体質。と言うのもそのタイプみたいです。昔、私が若草助産院に勤めると言った時、私がお慕いしている産婆の先生は、水っぽいのだけは、やりなさんな。と言っていたことを思い出します。そうだったなあ。と今は懐かしく思いますが、その一言は意外に貴重な一言で、現在でも私が妊婦さんのお体を見させていただく時の重要な項目になっています。また、もう一言。最近は、お仕事なさっている方が多いでしょ。お疲れなのよね。とも。。そうなんですよね。高学歴の方も多くなっている昨今、たくさん勉強して、休む間もなく仕事して、結婚妊娠、そしてあっという間に産み月を迎える事も多くなってきたように思います。命を生み出すわけですから、お産の前にちょっと体をリセットできるそんな時間が欲しいものですよね。むくみとお産については、まだまだわからない点もあると思うのですが、少しづつでも検証していきたいと考えています。