助産院に実習に来ている学生に、「コロナ怖いの?」と聞くと、「えーっ、どうだろう?とにかく他の人に移したらっていうのが怖くて。どうしたらいいのか分からない」という返事。
他の学生は緊急事態宣言が出ている間はとにかく自宅で自粛していたそうです。
「30歳未満でコロナで死んだ人が何人くらいいるか知っている?」と聞くと、「えーっ、どうだろう?、そんなに多くないですよね。百人くらい?」
別の学生が「50人くらい?」
4月に糖尿病の既往がある20代後半の力士1人だけと教えると、「えーっ、そうなんだー」とビックリした様子でした。学生なんだからマスメディアの言うことをそのまま聞くんじゃなくて、少し調べたらいいよという話をしました。
今回の騒動で興味深かったことの一つが色々な人の新型コロナに関する発言内容です。これまでは、政治や経済、医学などその人たちの専門分野の話を「ふーん、なるほど。そういうものかな」と聞いていたのですが、その人たちのコロナの話を聞いていると、「あーっ、こういう考え方をするのね」と驚くことが多々ありました。
今でも別に、その人たちの専門分野の話をきちんと評価できる訳ではないのですが、結構適当なことを言っているんだなということはよく分かりました。ある意味その人のレベルが透けて見えた感じがして面白かったです。