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食品添加物の取り過ぎに注意

食養指導士 小林哲朗

新型コロナ騒動の影響で外出の自粛はもとより、在宅勤務、学校のオンライン授業などが当たり前になり、自宅で食事を取る機会が増えた人が多いと思います。

加工食品の消費が急増

仕事が休みになったり、通勤・通学の時間が必要なくなったりして時間に余裕が出来、料理に目覚めた人もいるようですが、毎日の事となればやはり大変ですから、簡単便利な加工品の消費が必然的に増えているはずです。緊急事態宣言が出ていた時期にはパスタソースやカップ麺などが特に売れていたようです。

食品添加物大国日本

加工品で気になるものの一つが食品添加物です。日本は海外と比べても認可されている食品添加物の数が桁違いに多く、海外で禁止されている食品添加物が普通に使用されています。しかも食品表示のルールがメーカーにとって非常に甘いものになっており、海外では入っているもの全てを表示しなければいけない所も少なくない中、大半のものを表示しなくてよいことになっているのです。日本はまさに食品添加物大国なのです。

トランス脂肪酸

例えばマーガリンやショートニングなどに含まれ、動脈硬化や心筋梗塞などのリスクを高めるとされるトランス脂肪酸について見てみると、含有量の表示や上限の設定、使用の禁止などを行っている国がある中、日本は全く対策を取っていません。アメリカは数年前に使用を禁止にしましたが、日本人はもともと摂取量が少ないからというのがその理由です。しかし、パンや洋菓子、揚げ菓子、フライドチキンなどが好きでよく食べる人は要注意です。かなりの量を摂っているいるかもしれません。加工食品やお菓子の原材料で「植物性油脂」と表示されているものもトランス脂肪酸である可能性があります。例えば水・油なしで焼けるギョーザは下にマーガリン用の植物性油脂が塗られているからと言われています。

まずは食品表示を見ることから

日本の食品表示は例外ルールが多いので、表示を見ても全てを知ることができないのは確かですが、表示を見ればある程度のことは分かります。時々、難しくて見ても分からないと言う人がいますが、実際に表示を見た時に内容が分からないものだらけだったとしたら、もうそれだけでそれはヤバいものだと考えてもいいと思います。日本が食品添加物大国である一番の理由は消費者が何も考えずにそれを受け入れているからです。消費者が添加物が多い食品を避けるようになれば少しは変わる筈です。メーカーも売れないものはさすがに作りませんから。

パンの表示を確認してみて

いつもはバラで売っていたパン屋さんも、新型コロナ騒動で個包装している所も少なくありません。どういう原材料なのか、いい機会ですのでよく見たらいいと思います。見た目や店の雰囲気が良くても中身がいいとは限りませんよ。

(会報誌「満月」2020年9月号に掲載)

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