産後支援ステーションははこ庵オープン

お父さんももっと育児を楽しもう!

 
先週の週末開催された女性センターまつりで、私たちも、
『お父さんももっと育児を楽しもう!』 というテーマでイベントを行いました。
当日は、3組のご夫婦、とお父さん1名、お母さん1名のご参加を戴きました。
(他、スタッフ6名)
理事長の話から始まった会も、初めはなかなか意見も出にくかった感じがあったのですが、
時間がたつにつれ、お父さんたちの活発な意見(と、いうより育児に対する正直な思い)
がどんどん出てきました。その中で私が一番印象的だったのは、あるお父さんの
 『育児って子供を親が育ててるっていう印象になってしまいがちだけど、
反対に自分も育てられている。』 という言葉でした。
自分も含め、育児に大きな時間を割いているお母さんたちからはよく聞く言葉だけれど、
もう一人の保護者であるお父さんも同じように感じている・・・
当たり前のことだけど、気付かず感じることなく、過ごしていました。
子どもの思いより、自分の身勝手さを優先してしまって後で反省したり、
仕事を引きずりながら殺気立って帰ってきてしまい、
子供を泣かせてしまったり・・・仕事から子どもモードに切り替えるリセットが
だんだんスムーズにできるようになりました!!って
お父さんたちも色々な思いを抱えて子供に接しているんだなあと感じました。
話が進むにつれ、また普段からみんなが感じていたことに、
『一昔前の(?)お父さんたちとは違い、今のお父さんたちはすごく育児に協力的!』ということ。
仕事から帰ってきてから、また、自分の休みの日に子供の相手をすることに
違和感や煩わしさをほとんど感じていないようです。
だから子供たちもお父さんと過ごす時間が大好きでした。
たとえば、仕事などで不在がちなお父さんの場合には、
常にお父さんの存在を感じられるようにお母さんからの助言(声かけ)で
だいぶ変わってくることや、また、お父さんが帰宅したときに
子どもとの時間が持てるようにお母さんが準備してくれているってご家庭もありました。
子供にとってもお父さんお母さんにとっても夫婦が相手にいたわりをもって
コミュニケーションをとり、お互いの思いを共有することは大切だなと感じました。
司会(私)の不手際もあり、休憩もとらず2時間ぶっ続けでの話し合いとなりましたが、
『自分が思っていたことを同じように感じてくれている人たちがいて安心しました』
『男性の思っていることが分かり、良かった』
『今度は主人と主人と参加したいです』
などの感想を戴き、嬉しかったです。
皆さん一人ひとりに、何らかの形で残ってくれたらなあといます。
今後も、機会があればこのようなイベントを企画していきたいと思っていますので
よろしくお願いします。