11月5日から7日(金)の3日間、第49回日本母性衛生学会が舞浜にあるシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルで開催されました。一般発表の他にイブニングセミナーやランチョンセミナー、シンポジウムなどもあり、産婦人科に関わるいろいろな論文や、試みが発表されました。
NPO法人お産子育て向上委員会では、11月7日に若草助産院で開院してから1年半の間に出産された方のお産の経過や出血量等の分娩統計、今後の課題などを発表することになりました。
私自身こうした場所での発表はほとんど経験がない上に、5日にお産があってからずっと助産院に泊まっていて疲れが溜まっており、上手くできるかどうか不安なまま発表の時を迎えました。緊張からか、何回か噛んでしまいましたが、ほぼ時間通りに発表を終えました。会場には70名程度の参加者がおり、発表後に何か質問があるかと思っていたのですが、会場からは特に何もなく、座長の方から少しお話があっただけで終わりになりました。こうした場で助産院のことを言うとどういう反応があるのか、不安な気持ちがある一方で、助産院を行っているうえで、他の方々のご意見も聞きたいところもあったので少し拍子抜けしてしまったところもありました。
今後は、もっと数を重ね、助産院というところがどういうところなのか、肩肘張らずに説明できるくらいになっていけたらと考えています。(昌)