5月23日、千葉大学の看護学部の学生さん4名が若草助産院の見学に来ました。それぞれ異なる社会人経験を持っており、そのなかで看護の道を志した方たちです。また助産師を目指したきっかけについては、「入学前にアフリカで働いていて出産や産後とかかわる機会が多く助産師の役割の大きさを感じていた」「介護職をしていたが、病気を治すというよりも人としての自然な営みを支援したいと考えるようになり、お産に興味を持った」と実体験に基づいた意見がありました。
見学後のアンケートには「地方によって出産の場が限られた社会情勢の中で、助産師の活躍の場が増えるといいなと感じた」「助産師が専門性を明確にしていくことによって出産する側の安心感につながる」とお産の現場の問題を捉えている様子がありました。
予定を1時間オーバーした今回の見学ツアーですが、向上委員会のスタッフ、助産師ともども新たに気付きを得ることの多い時間になりました。そして最後に「妊婦さんが安心できる環境をみんなで探りながら運営しているところに感銘を受けました」とのうれしい言葉!未来の助産師に恥じぬよう、今まで以上に気合を入れて、安全で居心地のよいみんなの助産院をめざします。(美和)