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イトオテルミー

(2007年7月15日)
助産師 高山美代子

イトオテルミー療術師の高山です。今回は、テルミーについて、少しお話ししたいと思います。イトオテルミーは昭和4年に、臨床医であり、医学博士でもある、伊藤金逸博士が、発明した温熱治療で、機械(冷温器)と熱線(または熱源)テルミー線を使用するものです。イトオテルミーの「イトオ」は発明者である伊藤金逸博士の名前から取ったもので、「テルミー」は「温熱利用の物理療法」という意味です。冷温器を用いて人体に、温熱刺激を与え、その刺激がもたらす神経系、循環系、内分泌系等への影響による疼痛緩和、鎮静作用、免疫増加による自然治癒力の促進等を目的とする「家庭健康療法」です。

妊娠中から、テルミーをかけていくことによって、この期間に、起こりやすい様々なマイナートラブルを予防、解消していくことができます。具体的には、つわりに対しては、「肝臓の働き」が弱っていますので、「肝の手当て」が大事になります。右側のろっ骨の最後の辺りに、肝臓があるので、肝臓を摩擦したり、スコープといって、テルミー線を5本使い、あぶるように、熱を入れたりします。便秘には、食事や運動も、工夫してもらい、テルミーは、足首や手首の末端へと丁寧にかけます。足首や手首には、ツボがたくさんあるんですよ。
逆子になる方も、います。逆子は、母親の冷えと、とても関わりがあるので、特に「仙骨」を大事に、熱を入れていくと、戻ることが多いです。

妊娠後期になったら、会陰部の燻蒸をすると、心地よい熱が体に入っていき、疲れも取れやすくまた会陰部を柔らかくする効果もあるので、気持ち良い程度に、熱を入れていきます。
※燻蒸 下着を脱ぎ、会陰に直接煙をあてるようにすること。

このように、テルミーを使用することによって、いろいろな効果があります。そして、安産に、導いてくれますが、日々の生活を見直し、養生していくと、このように、温熱治療は、とても効果があると思います。一度やれば、すぐ直るというものではないのです。とはいえ、妊娠中、産後の体に、テルミーをかけていくと、何とも言えない心地良さがあります。これは、言葉では、なかなか表現しきれません。一度体験してもらってはじめてわかる心地よさだと思います。

若草助産院で私が、体を見させていただいている方には、テルミーをかけさせてもらっています。とても気に入って頂いた方もおり、自ら器具(冷温器)を購入して、毎日自分でテルミーをかけ安産された方もいます。テルミーは、赤ちゃんから、お年寄りまで、使用することができます。ペットに、使用している人もいます。テルミーは、さまざまな使い方がありますが、「家庭健康療法」なので療術師でなければ、使用できないものではなく、誰でも、使用することができます。自分で、毎日テルミーをやることで、自然治癒力のアップを図ってみることもいいかもしれません。

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