2012年になり、4日がたちました。みなさんは、どのようにお正月を過ごされましたか?
なにげなくこのブログを眺めていたら、以前の放射能についていただいていたコメントに、ふとまた目がとまりました。言いたいことがたくさんあるでしょう、というものでしたが、本当にたくさんあります。
原発の事故が起こるに至るこの国の歴史、そして、事故後のこの国の動向。(いつか“歴史”として語られる時もくるのでしょうが)
とにかく権力や経済力・権威による、権力や経済力・権威のための原発だった結果、このような惨事が起こり、この国の未来である子どもたちをなおざりにし、収束などちっともしていないのに、暮れに政府が出した「収束宣言」。いいたいことは、みなさんと同じく山のようにあります。
しかし、「知らなかった」から許されるものではなく、「知らない」ことも、「見ぬふりをする」ことも、実は罪深いことなのだと、思わされた昨年一年でもありました。
放射能の被害だけでなく、巨大地震、大津波で被害を受けた多くの方たちも、大変な思いやご苦労をされ、今もなお続いている方たちもいらっしゃいます。胸が締め付けられます。
赤ちゃんは、時代や場所、背景にまったく関係なく、どの子も無垢の状態で、真っ裸で、この社会に生まれ出てきます。当然のことですが。これから成長しよう!生きよう!としている赤ちゃん。赤ちゃんの信頼にこたえ、希望の生命を守るのが大人の役目。私たち大人も、守られて成長し、そして今生まれる赤ちゃんも、次の世代にいのちをつないでいかなければなりません。
「いのち・未来」を守るためにできることは何だろう?
今年のテーマです。(まずは個人的な)
「お産子育て向上委員会」、本年もどうぞよろしくお願いします。