3人乗りができなくなったら

自転車による事故が多発する状況を受け、警視庁は自転車に乗るときの禁止行為などを定めている「交通の方法に関する教則」を約30年ぶりに大幅に改正することになりました。新たな禁止事項としては、例えば携帯電話で話したり、操作したりしながら運転することや、ヘッドホンで音楽を聴きながら運転することなどが挙げられている。また、雨の日の傘差し運転や、自転車の前かご部分と後ろの荷台部分に同時に幼児を乗せる「3人乗り」も危険と明記されるようです。

幼児2人を乗せる3人乗りは、子どもを持つ親は日常的にやることで、これができないとなれば、買い物はもちろん、保育園の送り迎えに支障を来たす人も少なくないので、その影響は非常に大きいのではないかと思われます。とは言え、理由はどうれあれ、3人乗りが危険であることは間違いないので、簡単に反対することもできません。「交通の方法に関する教則」自体は、交通安全のための指針であり、罰則規定はないらしいのですが・・・。

実は、そもそもこういった教則以前に、道路交通規則で3人乗りは禁止されているのですが、まあしょうがないかという感じで、これまでは黙認されてきたというのが実態でしょう。しかし、教則が改正され、それに則った交通安全教室が開かれたりするようになれば、見つけられれば、当然注意、指導を受けることでしょうから、やはり親としては辛いものがあります。車が利用できればまだいいですが、そうでなければ、外出先が限られるようになることも懸念されます。安全が大事なのは当然ですが、日々の生活が大きく影響を受けるだけに、本当に3人乗りを禁止するのであれば、親子の行動手段を確保する対策も充分検討して欲しいものです。

2008年2月1日

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