脂を注入した馬肉を「霜降り馬刺」と表示

赤身に脂を注入した馬肉を「霜降り馬刺」などと表示して販売したのは、景品表示法違反(優良誤認)にあたるとして、公正取引委員会は12月14日、居酒屋チェーンや食肉加工業者、業務用スーパーの計5社に対し、再発防止などを求める排除命令を出しました。赤身に脂を注入する加工自体は違法ではないということで、天然と誤解する表示方法に問題があったということですが、消費者の多くは、そうした加工が行われていることは知らないわけで、かなり悪質であるという印象があります。

実際、スーパーなどで売られているほとんどの商品には原材料等の表示があるので、ある程度判断材料がありますが(ただし、偽装表示されていなければですが)、外食や中食などの場合には、それがないので、判断しようがないところがあります。お店は変な事はしないはず・・・。残念ながら、数々の食品偽装事件は、こうした考えが虚しいことを教えてくれました。

一般論としては、自分の都合のいいようには考えない見方が賢明といえます。例えば、外食で出てくる野菜炒めの材料はどんなものか。安い中国産の野菜が手に入るのであれば、当然、普通はそれを使うでしょう。屋台でよく見かける焼き鳥は・・・おそらくほとんどが輸入品でしょう。輸入品が必ずしも安全性が低いとかいうわけではありませんが、やはり食べ物は、どこ産で、どういう素性のものなのか分かった上で選びたいものです。現状では、外食や中食は、お店で生鮮食品や、加工品を買うよりも、ずっと透明性が低いと言わざるをえないでしょう。

2007年12月18日

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