お米の消費量が減る中、2007年度の作況指数は99で、米の収穫量は平年並みと見込まれて供給過剰が予測されるため、米の落札価格が大幅に下落しています。JA全農が今年度から、農家への代金支払方法を、まず内金を払い、残りは販売業績により追加で払うという、いわば出来高払いの形に変更したことも価格を下げる方向に作用しているようです。
ここ数年、スーパーなどで見る米の値段は、少しずつ下がってきている印象があります。消費者にとっては有難い一方で、稲作農家にとってみれば、これはまさに死活問題です。大規模経営で効率化を図っている農家でも収支が合わなくなってきたり、農機具のローン返済の資金繰りに苦しんだりするところが出てきています。
こういった話になると、消費者の米離れということがよく言われます。しかもそれが、あたかも仕方のないことのように。しかし、本当にそうでしょうか。お米の消費を増やすような努力が足りないのではないでしょうか。例えば、いまだに学校給食でパンが出てきますが、これは全くおかしな話で、当然全部ご飯にするべきでしょう。小さい頃からご飯をたくさん食べていれば、大人になってからもご飯を食べ続けるというのは自然なことです。おそらく、有名な米の生産地であっても、そこの学校の給食には少なからずパンが出ているのではないでしょうか。実に変な話ですし、そのことに農業関係者が異議を唱えないことも不思議な気がします。
