データから読む(母乳育児)

母乳育児推進の度合い

うちは、母乳育児を推進していますという施設は結構ありますが、いざ産んでみると、母乳哺育に関する指導らしい指導が、ほとんどなかったり、勝手に、人工乳や糖水をされていたりすることもありますので注意が必要です。

以下に母乳育児推進の度合いを量るチェックポイントを挙げます。当てはまる項目数の大小が、その施設での母乳育児推進の度合いを量る一つの目安になるでしょう。

母乳育児推進の度合いを量るチェックポイント

  1. 赤ちゃんに優しい病院に認定(これがあれば文句なし)
  2. 母乳外来がある
  3. 母子同室が可能
  4. 母乳哺育の指導が妊娠中からある
  5. 赤ちゃんがおっぱいを欲しがる時に、いつでも上げられる
  6. 調乳指導がない
  7. 人工乳のお土産がない
  8. 母乳推進のポスター(例えば、母乳育児10か条のポスター)が院内に貼ってある
  9. 小児科が併設されていて、小児科医が、母乳育児を推奨している

※ 母乳育児10か条

WHOとユニセフは1989年に世界のすべての産科施設に対して、母乳育児を推進する目的で「母乳育児を成功させるための10か条」を発表しました。

母乳育児をスムーズに行うためのポイント

とかく母乳育児は、人工乳育児に比べて、大変というイメージがありますが、母乳育児をスムーズに行うためのコツやポイントがつかめれば、人工乳を作る手間も要らないし、案外楽なものです。ただし、出産直後から溢れるほど出るわけでも無いので、個人差はありますが、最初は少し苦労が要ります。

母乳育児をスムーズに行うためのポイント

◆早期授乳

できるだけ早い時期から授乳します。

◆ 頻回授乳

母乳は、赤ちゃんが乳首を吸うことで出るようになります。赤ちゃんが欲しがるときに、好きなだけ、頻回におっぱいを上げます。

◆ 乳首以外のものを赤ちゃんにくわえさせない

哺乳瓶から飲むのとおっぱいを吸うのとでは、その吸い方が異なり、また哺乳瓶の方がずっと飲みやすくなっています。そのため、赤ちゃんが哺乳瓶の乳首に慣れてしまうと、おっぱいを吸うのが難しくなってしまうのです。これを乳頭混乱といいます。

さて考えてみると、前述のポイントは、産科施設での対応いかんにかかっていることに気づきます。つまり、母乳育児をスムーズに行なえるかどうかの大きなカギは、産科施設にあるわけです。母乳育児を楽しむためにも、その施設選びは重要になります。

◎ 母乳育児は、産科よければ、すべてよし!?

 

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