授乳

母乳育児

出産後すぐには、母乳は分泌されませんが、赤ちゃんが乳首を吸う刺激で母乳の分泌が促されるので、出産直後から、頻回に授乳を行います。個人差はありますが、出産後2、3日してから母乳が分泌されるようになり、それまでは、少量だけれども、濃度の濃い初乳が分泌されます。
母乳が出るようになるまでの赤ちゃんの栄養が心配になりますが、赤ちゃんは、そのくらいの期間、何も摂らなくても大丈夫なように、体の中に蓄えを持って生まれてくるので心配はいりません。

人工乳が広く普及していることもあり、現在の産院では、必ずしも母乳育児に対する十分な指導がされているわけではありません。特にお母さんから母乳で育てたいとの希望がない場合は、一定時間毎に、一定量の人工乳が与えられる施設もあるようですので、母乳育児を希望される方は、母乳でやりたいという旨を必ず事前に伝えておく必要があります。

母子同室または別室

母乳育児を行う上で、母子同室かどうかということは重要な要素ですが、現在は、個室以外で、完全母子同室を実施している施設はごく少数に限られています。そのため入院中の授乳は、何らかの制約を受けることが多くなります。

完全母子同室

好きな時に好きなだけ授乳できます。

日中だけ母子同室

日中は自由に授乳できます。夜は、3時間ごと授乳になります。

完全母子別室

授乳時間帯に、授乳室で3時間ごと授乳することになります。

人工乳を与える基準

施設ごとに赤ちゃんの1日の哺乳量の基準があり、母乳の量がそれを下回ると、差し引き足りない分を人工乳または糖水で補うところが多いようです。基準値は施設によって異なりますが、3時間ごとに(日数+1)×10グラムというのが一つの目安になります。

 

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