いよいよ出産

いきみから出産

いきむ姿勢を取ったら、陣痛に合わせて腹圧をかけていきみます。陣痛が止んだ時は、次の痛みが来るまで楽な姿勢でリラックスすると、へその緒から赤ちゃんへの血流も良くなります。

いきむのを何度か繰り返していくと、赤ちゃんの頭が少しずつ見え始めます。陣痛のときにいきむと少し頭が見えて、陣痛がなくなると、赤ちゃんの頭は引っ込んで見えなくなるというのを繰り返します。この状態を排臨といいます。

排臨の状態から、少しずつ、少しずつ赤ちゃんの頭が出てきて、そのうち、陣痛がなくなっても赤ちゃんの頭が引っ込まなくなります。この状態を発露といいます。発露の状態になると、いよいよ出産になります。経産婦の場合は、排臨の状態がなく、赤ちゃんの頭が見え始めたら、そのまま出産ということもあります。

会陰切開

外陰部と肛門との間の部分を会陰といいますが、お産の時に、ここが大きく裂けてしまわないように予めメスやハサミで切り目を入れることを会陰切開といいます。 会陰切開のタイミングは、基本的には赤ちゃんの頭が大きく出てきてからになりますから、産婦が痛みを感じることはありませんが、その後に会陰を縫い合わせる時、また縫合した後にも痛みが残り、しばらくの間座ることが困難になる事もあります。

主な目的

  • 会陰部が大きく裂けるのを防ぐ
  • 自然に裂けるより傷の治りが早い
  • 分娩時間が短くなる

会陰切開は、多くの施設で初産婦に対して慣例的に行われていて、全例行っている施設も少なくありません。ただ、上記のような有効性が確証された科学的データは今のところありません。

いきみ方と会陰裂傷

いきみ方と会陰裂傷は無関係ではありません。自然なこととはいえ、あれだけ大きなものが膣口から出てくるのは大変なことです。会陰が充分に伸びるためには、赤ちゃんがゆっくりと出て来た方がいいので、そのためにはある程度意識してコントロールすることも必要です。力任せにいきんでしまうと、特に会陰切開していない場合は、大きく裂けてしまう危険性があります。

会陰保護

会陰が裂傷しないように、片手を会陰に当てながら、もう片方の手を赤ちゃんの頭に当て、赤ちゃんが出て来るスピードをコントロールする手技のことをいいます。

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