予定帝王切開

予定帝王切開になる場合

帝王切開は、お母さんのお腹と子宮を切開して赤ちゃんを取り出す方法です。お母さんや赤ちゃんの状態によっては、産道からの分娩(経膣分娩)が難しく、事前に帝王切開を選択しなければならない場合もあります。できれば自然に産みたいと考えている人には、残念なことですが、そのような場合でも、なぜ帝王切開が必要なのか、他に選択肢がないのか等についてキチンと説明を受け、納得して手術に臨むことが大切です。
予定帝王切開は陣痛が始まる前に行いますので、通常38週前後に行うことになります。

予定帝王切開になりうる事例の主なもの

  • 骨盤位(逆子)
  • 多胎
  • 前回帝王切開
  • 中毒症
  • 児頭骨盤不均衡
  • 前置胎盤
  • 経膣分娩が無理な場合

状態にもよりますが、上記のような事例であっても、本人の希望がある場合は、試験的に経膣分娩を試みることがあります。

帝王切開を行うために必要な体制

帝王切開を行うために必要な体制は、一般的に以下のようになります。

  • 手術担当 1人(産科医)
  • 手術補助 1~2人(産科医)
  • 麻酔担当 1人(麻酔医、産科医)
  • 赤ちゃん係 1人(助産師、看護師)

一般的に、予定帝王切開の場合は、充分なスタッフを揃えることができますが、母子に危険が迫り、通常の分娩から急遽帝王切開を行うという、緊急帝王切開の場合は、同じ施設でもギリギリの体制になりがちです。

施設別では、大学病院など高度な医療を提供できる大きな施設ほど素早く、充分な体制で手術を行うことができます。また通常は、小児科医が待機しているので、赤ちゃんのケアにも不安がありません。

診療所、特に一人医師の診療所では、手術の場合はなかなか大変になります。多くの診療所では、診療所同士で連携を取っていて、帝王切開の場合は、近くの診療所の産科医が来て、二人医師の体制で手術を行うことになります。このため、予定帝王切開はともかく、緊急の場合は手術を決めてから、実施するまでに時間がかかることもあります。

また、どうしても一人医師でやらなければならないときは、産科医が麻酔の管理と分娩の管理の両方を行うことになります。

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