小学生向け性教育講座開催

12月10日千葉市男女共同参画センター祭りで「誕生学®」の講座を開催しました。「誕生学」とは「健全な自尊感情を育む、ライフスキル教育プログラム」で『「未就学児・小学生・中学生・高校生・大学生及び成人のそれぞれの年齢を対象に、妊娠出産のしくみと命の大切さに関する知識の教育及び普及」と定義されているが、協会の造語である。』と説明されています。(公益社団法人誕生学協会HPより)

今回のアドバイザーは、若草助産院で4人目の赤ちゃんを出産されお産子育て向上委員会の会員でもある渡辺忍さん。講座には子ども9名と大人9名が参加しました。まず渡辺さんは子どもたちに「生まれてきてくれて、ありがとう」と笑顔で語りかけました。出産や性教育は、大人の側にはなにかと照れがあったりどう伝えていいのか分からないという戸惑いもありがちです。でもこの「誕生学」は、子どもたちに「生命が生まれるって不思議!そしてステキ!それって愛!!」そういうことを分かりやすく伝えてくれる新しいスタイルの学びでした。

まず、ハートの形の色紙が配られました。そのハートを透かして見ると、針の先で開けたような穴が!「これが生命の最初の大きさです」と説明され、みんなは「へ~?!ちっちゃー!」と驚き。子宮に宿った生命は、胎盤でお母さんとつながっていること、やわらかな羊膜に包まれ羊水に守られていること。羊水を飲みおしっこを出すことで、赤ちゃん自身が羊水の水をきれいにしていること。また、骨盤の模型と赤ちゃんのお人形も登場し、赤ちゃんの工夫と力でどのように「生命の道=産道」を通って生まれてくるのかも、目で見ることができました。

そのあと、助産院で出産をした家族のドキュメントのDVDを観ました。父は母を励ましいたわり、そして子どもたちもお母さんをさすったり励ましたり、黙って見守ったり、それぞれのやり方で赤ちゃんが生まれてくる瞬間を迎える準備をしています。家族にとっての大仕事です。そして赤ちゃんは、産まれた瞬間に家族から「ようこそ!」と迎えられます。

生命の出産は不思議なことだらけです。3才前後の小さな子どもから小学校高学年の子どもまで、どの子も真剣に聞いていました。「産まれてきてくれて、ありがとう!」この言葉は、子どもたちの生きる力をずっと応援し続けることでしょう。そして次の世代にも良質の知識と愛が引き継がれていきますように。(中)

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