地域における米飯給食の取り組みに学ぶ

~学校給食レポート~ 10/11学校給食勉強会報告

10月11日(火)若草助産院にて学校給食勉強会を開きました。まず始めに、京都や新潟など他の地域の自治体の学校給食の取り組みが紹介され(下表参照)、それについて意見交換が行われました。京都市は大都市ですが、古都であり、京料理というブランドもあるだけに、食に対する意識が高いように感じます。

三条市は、米飯給食にすることによって、それ以前より食べ残しの量も減ってきている
ということです。三条市の場合、ご飯に合わせてみそ汁も出しているところが特徴です。
新潟市は、おそらく政令指定都市としては唯一完全米飯給食を実施している自治体では
ないでしょうか。私たちとしては、こうした先例を参考にしながら、千葉市において今後どうやって活動していくか考えていきたいと思っています。

主食選択制の提案について主食の選択制を提案するという意見が出ていましたが、選択制は、子ども達や保護者には受け入れやすいという面はありますが、一方で「日本の主食はコメである」や「地産地消」、「和食が子どもたちの心身の発達に一番よい」といった主張と整合性が取りにくいということがあります。勉強会では、やはり完全米飯を目指していく方が良いという意見になりました。これについては他の方々の意見も伺いたいところです。署名活動や講演会の開催について一人や二人の声ではなかなか大きな力にはなり得ないので、署名活動をやってはどうかと考えていますが、まずは上手くいった自治体で、具体的にどうやって実現したのかを調べて、それから検討したいと考えています。

講演会については、是非開催したいと考えていますが、幕内秀夫さんの場合は講演会の費用がかなりかかるようですので、開催するには、他と共催したり、後援をもらったりすることも考えないといけないかもしれません。(哲)

米飯学校給食の取り組み

◆京都市

京都市の小学校給食では,平成19年4月から,米飯給食の回数を政令指定都市としては、当時最も多い週4回とするとともに,伝統的な食文化に数多く触れるため,玄米ごはんや胚芽米ごはんを実施しています。

(京都市ホームページより)
これは,ライフスタイルの多様化等による社会環境の変化に伴い,子どもたちの食生活に乱れが生じている中,子どもたちが望ましい食習慣を身につけ,将来にわたって健康で豊かな生活を送るために,米を中心とし,栄養バランスに優れた「日本型食生活」を推進し,箸の使い方等適切な食事マナーや伝統ある京都の食文化を継承するためのものです。(2011.11.1参照)

◆新潟県三条市

平成20年4月より、市内の小中学校において完全米飯給食を実施しています。

(三条市ホームページより)
米離れが進み、米離れから食生活の乱れや多くの問題を生じています。食事バランスの崩れから生活習慣病が増加します。食の乱れは心の乱れとなり子どもたちの非行やいじめなどにも影響しています。また、食料を外国からの輸入に頼ることは、農業離れを加速し、食の安全への不安や輸送燃料の燃焼による環境負荷の原因にもなっています。三条市の子どもたちは毎日ご飯給食です。保育所も、小学校も、中学校も給食の主食はご飯です。その理由は、お米を中心にした和食が日本人の体にも心にも一番合う食事だからです。(2011.11.1参照)

◆新潟市

平成20年4月より、市内の半分の区で完全米飯給食を実施
平成21年4月より、全市で完全米飯給食を実施

中学校給食はスクールランチ方式を実施し、「複数メニューから選択して予約」、「家庭からの弁当併用」、「民間に調理委託」、「ランチルームでの会食」という特徴があります。複数メニューから選択するところは、松戸市と似ていますが、松戸市の場合は主食がご飯のメニューとパンのメニューのどちらかを選ぶというものですが、新潟市の場合は主食は基本的にご飯なので、おかずを選ぶという形になります。

(会報誌「満月」2011年10月号に掲載)

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