沐浴教室のこと

助産師 内堀由美子

季節ごと行われる、ららぽーとアカチャンホンポの沐浴教室に参加しています。場所が船橋ということもあり、教室に参加された妊婦さんと再開することが、今までなかったのですが、先日、新生児訪問で伺ったお宅のお母さんが参加された方でした。

私が話す声で「もしかしてあの時の助産師かも‥」と気づいてくださり、しばらく沐浴の話に花が咲きました。その中で、「妊娠中に沐浴の方法を知っていたということは、産後の育児の手順を一つ知っているという安心感があった」という言葉が印象的でした。また、夫も一緒に教室に参加したので、沐浴を頼むときに、すべてを説明しなくても「これは覚えているよ」という様子で、ずいぶんと積極的に手伝ってくれたとのことでした。

産後、退院前に沐浴を教えてくれますが、面会時間の制限や平日であれば、そこに夫が参加するのは難しく、私も、退院してから夫に沐浴の方法を一から教えるのは大変だった記憶があります。今、振り返れば、沐浴も何でもないことですが、これから初めての育児に取り組む場合、妊娠中に夫婦で知って準備しておくことが、産後の安心感につながるんだなと、改めて沐浴教室の有用性を感じました。そして、微力ながらその一助となれたことをとても嬉しく思い、また機会があれば、よりわかりやすい説明を心がけていきたいと思いました。

(会報誌「満月」2013年1・2月号に掲載)

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