おむつなし育児講演会に参加して

理事長  小林哲朗

おむつなし育児講演会が5月1日、千葉市民会館で開かれ、参加してきました。講師はおむつなし育児研究所所長の和田知代さんです。

おむつなし育児とは、私の理解では、乳児期の赤ちゃんであっても、おむつの中に排泄するのを当たり前としないで、できるだけおむつの外で排泄させようとする育児法のことです。赤ちゃんのちょっとした仕草から排泄のサインを読み取ったり、もうそろそろじゃないかと察知したりして、便所やおまる、お風呂場などに連れて行きます。早い人では産後すぐから始めることもあるようですが、だいたい生後2か月くらいから始める人が多いようです。

誤解のないように言っておきますと、おむつなし育児といっても全くおむつを使わないというわけではありません。実践されている方でも、夜や外出時はつけることが殆どのようですし、気候や体調等によってもおむつをつけたり、つけなかったりしているようです。

おむつなし育児の根本には、おむつの中に排泄するのは、誰であっても気持ちのいいものでは無いという考えがあるように思います。当然ですが、おむつは赤ちゃんが自ら望んでつけているわけではありません。おむつをしないと、周りが大変なことになってしまうので、我慢してつけてもらっているのです。おむつなし育児は、その辛さをできるだけ減らそうということなのです。私自身はおむつなし育児の経験はないのですが、実践した人の話では、かなり早いうちから自律的な排泄ができるようになり、おむつが外れるようです。

おむつなし育児は、もちろん赤ちゃんのためのものですが、周りにも良いことがたくさんあります。おむつが早く外れれば、排泄の後始末の手間がなくなりますし、外出時の荷物も減って楽になります。また赤ちゃんをよく観察し、サインを伺う中で、赤ちゃんとのコミュニケーションも豊かになり、育児がより楽しくなるはずです。個人的には、おむつなしと肩肘を張らずに、布おむつ育児の延長線上のつもりくらいの軽い気持ちでやってみたら楽しくできるのではないかと思っています。(会報誌「満月」2014年5月号に掲載)

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